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社債発行 世界で急拡大は 2008年の再来か?

それはいつなのか? 主夫です。

ちょっと気になることが有りまして、『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』(Amazon)を読んでいます。

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2008年9月15日にサブプライム・ローン問題で破綻した投資銀行のリーマン・ブラザーズから連鎖的に発生した世界規模の金融危機において、いわゆる逆張りで稼いだ人たちの話しです。
この本を読むことによって、サブプライム・ローン問題がどのように生まれ、成長し、破綻していったのかを始めて詳しく知ることが出来ました。

この本を読もうと思った理由は、8月5日の 「CLO残高8兆円、農林中金 6月末 新規投資は抑制」(2019/8/5 Nikkei) という日経新聞の記事を読んだからです。

CLOは金融機関が事業会社向けに貸出をしている貸付債権を証券化した物で、言い換えれば社債を証券化し、金融市場で取引できるようにしたものです。
農林中央金庫は現在そのCLOを8兆円も抱え込んでいます。

さかのぼって2008年のリーマンショック以前。農林中央金庫は証券化商品(CDO)や米政府支援機関(GSE)債を大量に買い込んでいて、その金額は10兆円を超えていました。そして、リーマンショック後は1兆5000億円の損失を抱え込む元凶となったのです。
その時は、政府の管理下に置かれ、いわば公的資金(税金)の投入と傘下のJAからの資金調達によって、どうにか斬り抜けました。

今回も農林中央金庫はAAAの格付け債を購入しているから大丈夫と判断していますが、サブプライム・ローン問題の最中、AAAのCDOがどうやって生まれたのかを知れば、今も同じことが起こっていても不思議ではありません。

そして、今日。
「社債発行 世界で急拡大 9月、最高ペース 低金利背景、借り換え・自社株買いに」(Nikkei)
という記事が日経新聞の第一面に掲載されました。

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記事に書かれているとおり、「社債などで調達した資金がうまく投資にまわれば将来の成長を後押しする」のですが、過去に発行した高金利社債の借り換えや自社株買いが中心で、債券発行残高が膨らんでいます。さらに、「収益力に見合わないほどの債務を抱える企業も目立ち始めている。」
とのことで、なんだか2008年の時と似ているような…。

本来、返済能力の乏しい企業が低金利ゆえに社債を発行し、自社株買いを行って株価を維持し、またそれを根拠に社債を発行する。この繰り返し?
いつか、本来の業績が伸びておらず社債の償還が出来なくなったとき、逆回転が始まります。

それはいつなのか?
神のみぞ知る。でしょうか?

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プロフィール

Nory

Author:Nory
結婚してから28年目。
髪結いの亭主のはずが、カミさんに『働かざるもの食うべからず』と言われ、サラリーマンになって27年経過。
家事を楽しみ家族に尽くす 兼業主夫。

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