FC2ブログ

Entries

クレジットカードが使えないのは何故か?

具体策は? 主夫です。

今日4/10の日経新聞に『キャッシュレス「後進国」に焦り 経産省、税優遇や補助金案 訪日客の消費減懸念』(Nikkei) という記事がありました。
クレジットカード等の決済比率が日本は小さく18%。韓国(89%)の4分の1程度で、中国(60%)や英国(55%)などに比べても低い。とあります。
20180410.jpg

訪日客の購買機会を逃したり利便性を損ねたりしかねないことを政府は懸念しているらしいのですが、そもそもクレジットカードが使えないお店やサービスが日本には多いのです。その理由が記事には一切書かれていません。それは、日経新聞の広告主様であるクレジットカード会社にとって、一般消費者には知られたくない所が有るんじゃないでしょうか?

そこで主夫はNetで資料を探しました。
クレジット先進国である米国と後進国である日本を比較します。

まず、店舗がクレジット決済を導入するには加盟店手数料をカード会社に支払わなければなりません。
支払う料率は業種ごとに異なっていてらしく、飲食店:4~7%、小売店、専門店:3~5%、百貨店:2~3%、家電量販店、コンビニエンスストア:1~1.5%が一般的。なので、売り上げの小さな個人経営の飲食店などが現金のみ決済や、ランチはクレジットカードが使えないのは、この多数料が収益を圧迫するからです。
本来は認められていませんが、カード支払い時に消費者に手数料を要求することがあるのも納得です。

一方、米国の加盟店手数料率は2%前後。平均1.6%(出典:米国のクレジットカード... 過去・現在・未来)というから、日本の加盟店手数料は高めです。
20180410-2.jpg

でも、日本の加盟店手数料が高いのには理由があります。それはクレジットカード会社の収益構造です。(出典:クレジットカード市場におけるリボルビング拡大モデルの構築 )

まず、米国消費者はカードを分割払いのローンとして使用します。いわゆるリボルビング払いです。これが76.5%も占めていて、手数料や金利の発生しない1回払いはわずかに4%です。これに対して日本のリボルビング利用は10%前後で、圧倒的に1回払いが多いのです。つまり、カード会社は利息で儲けることが出来ません。
20180410-3.jpg


よって、カード会社の収益構造は2国間で大きく異なります。
米国ではリボルビング払いによる利息収入が68%であるのに対し、
20180410-4.jpg

日本では11%しかありません。その分、加盟店手数料に上乗せされて29%になっています。
20180410-5.jpg

クレジットカード利用を普及させるには、加盟店手数料に依存しないカード会社の収益構造改革が必要となります。
例えば、手数料の少ないデヴィットカード主体にするとか、自治体や商店街が一括してカード会社と契約して料率を下げるなどが考えられます。
でも、本来店舗が決める決済方法なので、要らぬお世話とも言えなくもない。難問ですね~。

にほんブログ村 家族ブログ 主夫へ←主夫アイコン"ぽちっとな"お願いしま~す。
スポンサーサイト



Appendix

プロフィール

Nory

Author:Nory
結婚してから30年目。
髪結いの亭主のはずが、カミさんに『働かざるもの食うべからず』と言われ、サラリーマンになって29年経過。
家事を楽しみ家族に尽くす 兼業主夫。

最新記事

最新トラックバック

カレンダー

03 | 2018/04 | 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

月別アーカイブ

フリーエリア

PVアクセスランキング にほんブログ村

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR