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「NISAは公園デビュー」その後
もちろん契約していません 主夫です。
4年前の2014年1月30日のブログで 「NISAは公園デビュー」 との内容を書きました。こちら。
今日、2月13日は語呂合わせでニイサの日だそうです。

そこで、この4年間で変更された点を調べました。
金融庁 NISAの概要
銀行系であれば投資信託、証券会社系であれば株式投資も含まれますが、金融機関によってNISAで取り扱える金融商品が異なります。株式投資を行う場合は、証券会社での契約が必要です。しかし、一般口座(特定口座)との損益通算は出来ませんし、単年度の損失を次年度に繰り越す確定申告も出来ません。⇒変化なし
そして、一人1口座。⇒変化なし
口座を他の金融機関に移し変えることはできませんし、口座を解約しても契約時から4年間他の金融機関での開設はできません。⇒1年単位の変更が可能となってます。ただし、変更時期や口座の状況によって制限があります。
4年前の文章を少し書き換えました。
NISAは言い換えると、このようになります。
育児を始めたイクメンさんが「公園デビューをしたい」というシチュエーションを想像してください。
近所には複数の公園(金融機関)があって、ブランコ(投資信託)と砂場だけのところ(=銀行系)もあれば、ブランコ、滑り台(株式)、砂場などいろんな遊具があるところ(=証券系)もあります。
でも、銀行系公園で遊んでいるのはお年寄りとか、ふつうの人で安心な反面ちょっと魅力に欠けています。
いっぽう、証券系公園では、わるガキ、チョイ悪オヤジ、わけの分からない目のギラギラした人たちがいて、ちょっと危ない感じ。
そこで、それぞれの公園が「お得であんしんな お砂場がありますよ~」とNISA砂場を用意しています。公園デビューのお手伝いをするというわけです。
でもこの砂場、一度入ればアリ地獄。
遊んでいるうちに、他の公園に移りたいと思っても、1年間は出られませんよ~、1年間は我慢してね。変わりたいときは9月までに言ってね。といった具合。
砂場で遊んでいたときにおもちゃのスコップが壊れた、バケツが割れた(損失が発生)としても「砂場の外にあるやつを使っちゃダメ!」との厳しい掟があります。
まして、砂場の遊具はレンタルで、レンタル費用(信託手数料等)をちゃっかり吸い上げる仕組みです。さらに、使い勝手(運用効率)の悪いスコップを他のスコップに変える(スイッチング)も限度額内でなければなりません。100万円のスコップを売って90万円のスコップに変えたくても、合計190万円と計算されるので、買い替えられないのです。
NISA砂場で遊んでいない育児熟練さんたちは、あちこちの公園や遊具を渡り歩き、活発に公園を活用して仲間を増やし楽しんでいるのに、NISA砂場で公園デビューをしたばっかりに…。
そこで、公園の管理人さんに「どうにかならないの?」と相談すると、「まぁ、NISA砂場に飽きたら、一般口座を普通に契約していただければいいですから~」という返事。だったらはじめからそうすればいいじゃん。
そのうちNISA砂場では遊ばなくなり、いったい何を契約していたのかそのうち分からなくなるという…。
少しの免税額に目がくらみ、さらに、確実に利益が出るわけではない投資信託や株式投資をおこなうNISA砂場で公園デビューをしたがために…。なんて事になるのではないかと思っているのです。
そいうことで、主夫はNISAやりません。

豊島逸夫さんも「奇しくもNISAの日。節税って儲かった場合の話でしょ。積立で株投資始めた初心者に、いきなり相場の洗礼。理屈でドルコスト平均法を理解しても、やっぱり投資は怖い、との声が私のセミナーでも。」とTwitterでつぶやいてます。
←主夫アイコン"ぽちっとな"お願いしま~す。
4年前の2014年1月30日のブログで 「NISAは公園デビュー」 との内容を書きました。こちら。
今日、2月13日は語呂合わせでニイサの日だそうです。

そこで、この4年間で変更された点を調べました。
金融庁 NISAの概要
銀行系であれば投資信託、証券会社系であれば株式投資も含まれますが、金融機関によってNISAで取り扱える金融商品が異なります。株式投資を行う場合は、証券会社での契約が必要です。しかし、一般口座(特定口座)との損益通算は出来ませんし、単年度の損失を次年度に繰り越す確定申告も出来ません。⇒変化なし
そして、一人1口座。⇒変化なし
口座を他の金融機関に移し変えることはできませんし、口座を解約しても契約時から4年間他の金融機関での開設はできません。⇒1年単位の変更が可能となってます。ただし、変更時期や口座の状況によって制限があります。
4年前の文章を少し書き換えました。
NISAは言い換えると、このようになります。
育児を始めたイクメンさんが「公園デビューをしたい」というシチュエーションを想像してください。
近所には複数の公園(金融機関)があって、ブランコ(投資信託)と砂場だけのところ(=銀行系)もあれば、ブランコ、滑り台(株式)、砂場などいろんな遊具があるところ(=証券系)もあります。
でも、銀行系公園で遊んでいるのはお年寄りとか、ふつうの人で安心な反面ちょっと魅力に欠けています。
いっぽう、証券系公園では、わるガキ、チョイ悪オヤジ、わけの分からない目のギラギラした人たちがいて、ちょっと危ない感じ。
そこで、それぞれの公園が「お得であんしんな お砂場がありますよ~」とNISA砂場を用意しています。公園デビューのお手伝いをするというわけです。
でもこの砂場、一度入ればアリ地獄。
遊んでいるうちに、他の公園に移りたいと思っても、1年間は出られませんよ~、1年間は我慢してね。変わりたいときは9月までに言ってね。といった具合。
砂場で遊んでいたときにおもちゃのスコップが壊れた、バケツが割れた(損失が発生)としても「砂場の外にあるやつを使っちゃダメ!」との厳しい掟があります。
まして、砂場の遊具はレンタルで、レンタル費用(信託手数料等)をちゃっかり吸い上げる仕組みです。さらに、使い勝手(運用効率)の悪いスコップを他のスコップに変える(スイッチング)も限度額内でなければなりません。100万円のスコップを売って90万円のスコップに変えたくても、合計190万円と計算されるので、買い替えられないのです。
NISA砂場で遊んでいない育児熟練さんたちは、あちこちの公園や遊具を渡り歩き、活発に公園を活用して仲間を増やし楽しんでいるのに、NISA砂場で公園デビューをしたばっかりに…。
そこで、公園の管理人さんに「どうにかならないの?」と相談すると、「まぁ、NISA砂場に飽きたら、一般口座を普通に契約していただければいいですから~」という返事。だったらはじめからそうすればいいじゃん。
そのうちNISA砂場では遊ばなくなり、いったい何を契約していたのかそのうち分からなくなるという…。
少しの免税額に目がくらみ、さらに、確実に利益が出るわけではない投資信託や株式投資をおこなうNISA砂場で公園デビューをしたがために…。なんて事になるのではないかと思っているのです。
そいうことで、主夫はNISAやりません。

豊島逸夫さんも「奇しくもNISAの日。節税って儲かった場合の話でしょ。積立で株投資始めた初心者に、いきなり相場の洗礼。理屈でドルコスト平均法を理解しても、やっぱり投資は怖い、との声が私のセミナーでも。」とTwitterでつぶやいてます。

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