Entries
デザインからセンス
センスは?と思う 主夫です。

図書館で目に付いた本 原研哉 著「デザインのデザイン」
を読んでいます。
帯に、「デザインていったいなんなんだ」と真剣に頭を抱えている人たちへ という推奨文が載っていたもので、真剣に考えていないけれども面白そうなので借りてみたのです。
デザイン関連の記述もさることながら、強く印象に残ったのは、
第五章:欲望のエデュケーション。
たとえば、こんな文章があります。
センスの悪い国で精密なマーケティングをやればセンスの悪い商品がつくられ、その国ではよく売れる。
センスのいい国でマーケティングを行えば、センスのいい商晶がつくられ、その国ではよく売れる。
商品の流通がグローバルにならなければこれで間題はないが、センスの悪い国にセンスのいい国の商晶が入ってきた場合、センスの悪い国の人々は入ってきた商晶に啓発されて目覚め、よそから来た商品に欲望を抱くだろう。しかしこの逆は起こらない。ここで言う「センスのよさ」とは、それを持たない商品と比較した場合に、一方が啓発性を持ち他を駆逐していく力のことである。
その企業がフランチャイズとしている市場の欲望の水準をいかに高水準に保つかということを同時に意識し、ここに戦略を持たないと、グローバルに見てその企業の商品が優位に展開することはない。これが問題なのである。
2003年に書かれた本なのに、今や大企業から個人商店、農業にまで波及している問題を的確に捉えています。そして、市場の質の欲望、評価と言ったほうが良いかもしれませんが、高い質を保持するには、やはり歴史と国民性が大きく影響しているようです。加えて、自分が狙っているターゲットを明確に把握、理解しておかねばならないと言うことですね。

Nory@Side Home Dad*のホームページ

センスって何?と思った方は"ぽちっとな"お願いしま~す。

図書館で目に付いた本 原研哉 著「デザインのデザイン」

を読んでいます。
帯に、「デザインていったいなんなんだ」と真剣に頭を抱えている人たちへ という推奨文が載っていたもので、真剣に考えていないけれども面白そうなので借りてみたのです。
デザイン関連の記述もさることながら、強く印象に残ったのは、
第五章:欲望のエデュケーション。
たとえば、こんな文章があります。
センスの悪い国で精密なマーケティングをやればセンスの悪い商品がつくられ、その国ではよく売れる。
センスのいい国でマーケティングを行えば、センスのいい商晶がつくられ、その国ではよく売れる。
商品の流通がグローバルにならなければこれで間題はないが、センスの悪い国にセンスのいい国の商晶が入ってきた場合、センスの悪い国の人々は入ってきた商晶に啓発されて目覚め、よそから来た商品に欲望を抱くだろう。しかしこの逆は起こらない。ここで言う「センスのよさ」とは、それを持たない商品と比較した場合に、一方が啓発性を持ち他を駆逐していく力のことである。
その企業がフランチャイズとしている市場の欲望の水準をいかに高水準に保つかということを同時に意識し、ここに戦略を持たないと、グローバルに見てその企業の商品が優位に展開することはない。これが問題なのである。
2003年に書かれた本なのに、今や大企業から個人商店、農業にまで波及している問題を的確に捉えています。そして、市場の質の欲望、評価と言ったほうが良いかもしれませんが、高い質を保持するには、やはり歴史と国民性が大きく影響しているようです。加えて、自分が狙っているターゲットを明確に把握、理解しておかねばならないと言うことですね。

Nory@Side Home Dad*のホームページ

センスって何?と思った方は"ぽちっとな"お願いしま~す。
スポンサーサイト